プラトンの著作は、ほとんどが対話編。これは、他の哲学者にはあまりない形式だ。
対話編という形式は、冗長性が高い。作者の考えを一方的に伝えるには適さない。それでも通常は、ある登場人物が作者を代表し、相手方は、それに判定する意見の持ち主であることが多い。
プラトンの対話編は少し複雑だ。相手方の会話の中にも、プラトンの考え方が含まれているように思われる。
読者は、対話を読むうちに、いろいろと考えることができる。
ソクラテスは、相手が美少年の場合、褒め称えるような会話をする。それは、哲学的な本筋とは全く関係がないように思えるし、何か意味があるようにも思える。
ソクラテスという人物は、相手と会話することで、相手の無知を暴いた。プラトンの対話編という形式にも、その意図があるのだろう。
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